日本がまだ食えない時代のそばです。
昔は電気やガスなど無く、火を付ける事さえ大変でした。
蕎麦も同様で、生きる為の食糧でした。
餅を延ばす台で蕎麦も打っていました。
餅台は寄木で出来ていて、木が跳ね、虫が食って大きな穴が開いて、
とても蕎麦を打てる状態ではありません。
そこで、餅台の上にゴザを引き、ゴザの上で蕎麦を打ちました。
ゴザがクッションになり、穴を塞ぎ蕎麦が打てます。
ヘリがあるため、ゴザ蕎麦は厚く、またゴザ目で切っているため、幅も広いのです。
先人の方々の知恵や努力に頭が下がるおもいです。
寒いので、煮込んでみます。ござそばを。
冬季限定 煮込みござそば 1,000円です。
ぜひ一度ご賞味ください。